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『ヤミウルワシ』のこと【ご予約開始まで6日】 [日々のこと]


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『ヤミウルワシ』を上演することになりました。これは、ボクの書いた脚本の中でもとても特別な作品です。

2011年3月6日に父親を亡くし、お葬式に四国の実家に帰り、喪主をつとめ、相続手続きのために実家に残っている3月11日に東日本大震災が発生。テレビからは刻一刻と被災状況、いや、リアルタイムな津波の映像を目の当たりにし、原発は水素爆発、当時妊娠していた妹が横浜の自宅に帰るか真剣に話し合い、、、詳細に追えばもっと色々ありますが、といった状況で4/15から決まっていた本番の脚本が1行もなかった!

そろそろ書かなきゃなあー、と思ってたところに父が亡くなり、震災があり、実家から大阪に帰っても当然のように職場で震災対応に追われ、もう、心の中が千々に乱れるとはこのことで、そんな中で書き始めた脚本でした。

あれから7年が過ぎようとしています。

今回、改めて読み直しましたが、結局、どこも手を入れられませんでした。

出来不出来ではなく、もう二度と『ヤミウルワシ』のような脚本を書くことはできないんだろうと思います。

お席の少ない公演ですが、出来ましたら多くの方にお立会いいただけましたら幸いです。


★ご予約開始まで6日★
★各回20席限定★

★戒田竜治・河上由佳参加
Forum Enters The Theate #0
『ヤミウルワシ』
演出・脚本戒田竜治(満月動物園)

3/18(日)19(月) 各19:30開演
浄土宗應典院 気づきの広場

■出演
村井友美
竜崎だいち(羊とドラコ)
河上由佳(満月動物園)

■“知恵”
秋田光軌(浄土宗大蓮寺副住職・浄土宗應典院主幹)

■トーク登壇
相内唯史(at will)
戒田竜治

▼詳細はコチラ♪
https://goo.gl/89UgaM

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『ヤミウルワシ』

女は、毎夜夢に出てくる女の記憶をたどって友人と旅に出る。行くところ行くところ、夢の女が語る景色が広がる。友人の支えを受けながら、女はついに夢の女の最初の記憶にたどり着く―。

遺す想いと受け取る想いを巡り、他者の記憶をたどる。ハンサムな女優3人が描き出す静かなるファンタジー。

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* Forum Enters The Theater【演じるフォーラム】は、演劇上演作品を各分野の“知恵”でひも解く。仏教の説法、キリスト教の懺悔、臨床心理士のカウンセリング、いのちの電話の相談員など、個人情報保護的に実際に見ることは叶わないパーソナルな空間をエチュードで垣間見る。空理空論や理想論だけではない“現場”の空気を体感し、劇世界と混交した空間を体験する。今後、様々な“知恵”を舞台に招き入れる、今回はその試行として「仏教の知恵」を舞台に招き入れる。

※カンタンに言うと、30分お芝居をして、15分即興劇をして、45分トークします。

▼詳細はコチラ♪
https://goo.gl/89UgaM


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