幕が開くってことが、ちょっとした奇跡なんだぜってことが、とてもとても身に染みたのが、一人芝居フェスINDEPENDENTセカンド・シーズン・セレクションの沖縄公演だったのを思い出していました。
もう、みんな積み上げて積み上げて、幕の開く瞬間に向けて準備してる。それは、お客様だって日程調整してくださったり、数ある公演の中から選んでいただいたり、その邂逅は奇跡とも呼びたくなる。
幕を対峙するすべての人が、積み上げて積み上げて、最高の時間をつくろうとしている。でも、崩れるときもある。地震なんかその最たるものだと思います。だから、開く幕はいつだって尊い。
今日の片岡自動車工業の幕は無事に開いたようで、その場にいられないのに、なんだか胸が熱い。
沖縄で、谷屋くんの「はやぶさ」の幕が開いたときの感動となんだかダブる。あの作品もたくさんの知恵がないと成立しない作品だった。(ボクの「赤猫ロック」はある意味、蛍光灯の下でも成立する作品でした。もちろんフルスペックの方がより良いけど)
たくさんの知恵と思いが交差して、幕は開く。
これからも無事に幕が開いてほしい。
感謝を捧げつつ。