「不始末」をしでかした人の過去の仕事や功績が認められるかどうか、といった話があった。
そんなの「不始末」にキチンとケジメをつけられたかどうかだけだ。「不始末」の内容にも多寡にも拠らない。
くだらぬ小ウソを重ねて誤魔化すようなことをしたら、思い出すだけでその小ウソの苦い思いをよみがえらせてしまうワケで、そうなったらどんなに素晴らしい功績も苦い思いとセットになるしかない。
『正当な』評価など望むべくもない。
思い出したくなくなるのだから。当然、「功績」もなかったことになる。
人は「不始末」をしでかすこともある。ただ、それにキチンとケジメをつけられるかどうかだけ。
自戒も込めて。